阿部慎太朗さんの器と過ごす、春のランチ
きっかけは、とても日常的なひとことでした。
ギャラリー林檎の木andRの河合さんから
「一緒にごはん、食べない?」
「せっかくだから、お料理作ってもらえたら嬉しい」
そんなやりとりから、自然と集まった一日です。
普段は「ベトナムのおかって」として、ベトナム料理を中心にお出ししていますが、
この日は「ベトナム料理ではないもので」というお題をいただきました。
何を作ろうかと考える時間もまた楽しく、
昔のレシピを引っ張り出しながら、中華にしようか、和食にしようかと迷うひととき。
そうして選ぶ時間そのものが、お料理の持つ豊かさなのだと、あらためて感じます。
今回は、春の軽やかさを感じるイタリアンに。
パスタ、サラダ、マリネ。
なかでもマリネは、料理人一年目に研修で繰り返し叩き込まれた一皿です。
久しぶりにレシピを開くと、書き込みで黒くなるほどの跡が残っていて、
その時間の積み重ねがふっとよみがえります。
シンプルでありながら、季節の空気を含んだ一皿に仕上がったように思います。
急遽、インスタライブをしながらのお料理時間。
いつもよく作るパスタを作っています。
よろしければ、のぞいてみてください。
今回のお料理は、すべて笠間の陶芸家・阿部慎太朗さんの器に盛り付けました。
料理をのせた瞬間、いつもの一皿が少し違って見える。
色が引き立ち、余白が生まれ、自然と整っていくような感覚があります。
器が変わるだけで、食卓の空気が静かに変わる。
そんなことを、あらためて感じる時間でした。

阿部さんの器に描かれている檸檬は、すべて手描きです。
触れると、ほんの少しざらりとした凹凸があり、
ひとつひとつ異なる表情を持っています。
均一ではないからこそ、
手でつくられたものの温もりが、静かに伝わってきます。
河合さんとそんな話をしながら、
器の背景や、日々の使い方に思いを巡らせるひとときでもありました。
食後には、andRで育てられたミントを使ったアップルミントティーを。
おしゃべりをしながら、ゆっくりと流れていく午後の時間。
特別なことをしているわけではないのに、どこか満たされている。
仲の良い人とごはんを囲む、ただそれだけのことが、
こんなにも豊かな時間になるのだと感じます。

今回使った器は、4月1日からの個展でもご覧いただけます。
実際に手に取り、質感や絵付けの細やかさ、
そして日々の中での使いやすさを感じていただけたら嬉しいです。

器とごはんと、いつもの時間|阿部慎太朗さんのうつわと過ごす春の日New!!
ミヤマツリ|バインミーとコーヒーの日|2026.03.28(土)New!!
2026年3月のレッスン予定
【船橋市・三山】フォーとコーヒーの日 |肉団子と筍のフォー完売御礼
★レッスン場所詳細はご予約後にお知らせします
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