ギャラリー林檎の木andR 62muni×工房イサド 二人展 6月23日24日 にベトナムのおかってはパイナップルスープで攻めた日
月に数回ベトナムのおかっては料理教室を飛び出して「ベトナムごはん」を作りに出動します。
6月も張り切ってあっちこっちに出動!
今回は ギャラリー林檎の木andRさんへ。
ギャラリーで開催される6月の企画展は 62muni×工房イサド二人展です。
企画展開催中に1day cafe が日替わりでオープンします。
ベトナムのおかっては6月23日(月)と24日(火)の二日間 ベトナムごはんをお作りしました。

【喫茶ベトナムのおかって】今回はメニュー選択 攻めの姿勢で挑みました。
イベントのたびに「何をお出ししようかな〜」と台所会議が開かれるわけですが。
今回は、私たちおかって軍、ちょっと攻めに出ました。
なにをどう攻めたかというと…
出ました、パイナップルスープ。

酢豚にパイナップルすら「いやいや…」な日本列島において、
パイナップル、まさかの汁になるっていう衝撃をandRさんにいらっしゃる皆様にお届けしたくって張り切りました。
でもこれが、まさかの好評。
「えっ、創作ですか?」「ベトナムのおかってさんのオリジナル料理?」
…いえいえ、これがですね、
パイナップルスープ、実は「ベトナムの味噌汁」
正式名称は「カインチュア」
ベトナム語で Canh chua と言います。
カインチュアは、ベトナム南部のメコンデルタ地方でよく食べられる酸っぱいスープのこと。Canh(カイン)はスープ、Chua(チュア)は酸っぱいという意味。
タイのトムヤムクン的ポジションにいて、
酸っぱい、甘い、でも辛くない、
そう、「トムヤムクンから辛み抜いたら残るスープ」(語弊)
ベトナムではこれ、ごはんと一緒に出てくる家庭の味なんです。
が、日本ではまだまだ未知の汁。
でもね、6月23日(月)をきっかけに、「パイナップルスープ(=カインチュア)」ってワードが、
京成大久保からじわじわ広がって、気づけば市民権を得ていた…。
そんな未来、ひそかに願ってます。

ハノイのフォーも定番化、スイーツはザクザク潰す系。
メインは安定のハノイの和えフォーをお出ししました。
梅雨の湿度も吹き飛ぶ、じめじめキラー。

スイーツは「ホアクアザム」。
ベトナム風フルーツチェーなんですが、
食べ方が特殊。ザクザク潰して混ぜて飲む。
昭和のいちごミルクの再来かってくらいのノスタルジー。
ハノイの道端で売ってる系のおやつ、再現してみました。

「食べて伝える」って、しみじみ良いなと思った回でした。
毎回思うんですけど、
料理を目の前で説明しながら、目を見て「これはですね〜」と語るあの時間。
あれが、もうまるごとベトナム愛のプレゼンタイム。
食で繋がる異文化、いいじゃないですか。

次回予告:7月、企画展と共に再登場!
というわけで、6月もたくさんのご来店ありがとうございました。
次回の喫茶ベトナムのおかっては、
【石川若彦さん × 今村知佐さん】の企画展(7/20〜26)に合わせて登場します。
ベトナムのおかって、またカフェやります。また料理教室から飛び出して出動します。
ではまた、ベトナム汁と笑顔の向こう側でお会いしましょう!

INFO
ギャラリー林檎の木andR
〒275-0012 千葉県習志野市本大久保3丁目8−3 1階

★レッスン場所詳細はご予約後にお知らせします
都内レッスン
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