ホイアンの街並み

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はじめて食べたとき、
「あ、これはチキンライスじゃないな」と思った話。

今回の Lesson No.4 でご紹介するのは、
ベトナム中部・ホイアン(Hội An)という街で、長く食べ続けられてきた一皿。

ホイアン式チキンライス
Cơm gà Hội An(コムガー・ホイアン)です。

ホイアン式チキンライス

「ああ、チキンライスね」と思った方へ

チキンライスと聞いて、思い浮かぶのが_________

  • カオマンガイ(タイ)
  • 海南鶏飯(ハイナンジーファン/シンガポール)
  • Nasi Ayam(ナシアヤム/マレーシア)

各国のチキンライスを思い浮かべた方も多いと思います。

でも、ホイアン(Hội An)のチキンライスは、
それらとは少し温度が違う

まず、ごはんが黄色い。
少し派手で、ちょっと驚く。

黄色いごはんに、裂いた鶏。
タマネギとベトナム香草たっぷりと。
そこに、きゅっとした酸味と甘み。
辛味はあるけれど、前には出ない。

ホイアン式チキンライス

タイのカオマンガイのように
肉がどん、と主役で乗っているわけではありません。
ごはんの上は、
タマネギと香草が混ざり合った、
ほとんどサラダのような景色です。

だから、肉だけで完結しない。
重たくならない。
なぜか最後の一口まで、軽やかで楽しい。

この「他とは違う感じ」は、
目新しさや奇抜さのせいではなく、
重なり方の美しさから生まれています。

──少し引いて。

この料理が育ってきた街
ホイアン(Hội An)があるベトナム中部とは、どんな場所なのか。

そんなところから、
話を始めたいと思います。


ベトナム初めてです。でも、また来たくなる場所「ベトナム中部」

ベトナムは、南北におよそ1,600km。
北にハノイ、南にホーチミン市。

ベトナム地図

この二大都市の印象が強い国ですが、
そのちょうど中間に位置する「中部」は、
ここ数年、旅先として選ばれることが増えています。

レッスンでも、こんな会話をよくします。

お客様:初めてベトナムに行きました
okatte:どちらへ行かれたのですか?
お客様:ダナン(Đà Nẵng)ホイアンHội An)です
    ごはんも美味しくて観光も楽しく すっかりハマりました

もはや、少しお決まりの答えになりつつあるほど、

ベトナム中部からベトナムにハマる、
好きになる、沼に入る──
そんな方が増えています。

初めてのベトナムでも、
過度に緊張せず、
楽しく、心地よく過ごせる。

それが、ベトナム中部

旅と暮らし、観光と食卓の距離が近く、
「また来たい」が自然に生まれる場所です。

ホイアンの風景

ホイアン(Hội An)の前に ダナン(Đà Nẵng)の話

ホイアン(Hội An)の話をする前に、
必ず触れておきたい街があります。

それが ダナン(Đà Nẵng)

ダナン駅

 ダナン(Đà Nẵng)は、ベトナム中部最大の都市。
人口規模では、
ホーチミン市、ハノイ、ハイフォンに次ぎ、
全国で4番目に位置づけられる都市とされています
(※集計年・都市圏の定義により多少の差はあります)。

ただし、 ダナン(Đà Nẵng)が語られる理由は
人口の多さだけではありません。

  • 市内に国際空港を持つアクセスの良さ
  • 長いビーチと山に囲まれた自然環境
  • コンパクトで暮らしやすい都市構造

こうした条件がそろい、
2010年代後半から
「滞在する街」として評価を高めてきました。

近年では、英国の都市カルチャー誌 Time Out が発表する
アジアの旅行先特集などでも名前が挙がるようになり、
「知る人ぞ知る街」から、
国際的にも目に留まる存在へと変わりつつあります。

世界遺産になる前の、ホイアンの話

ダナンĐà Nẵng)からホイアンHội An)までは、車で約40分。

多くの旅行者が、
ダナンĐà Nẵng)で海と都市を楽しみ、
ホイアンHội An)で時間の流れをゆるめる。

この動線が、
いまのベトナム中部観光の定番になっています。

___さて、そろそろ本題。ホイアン(Hội An)の話を。

ホイアンHội An)は、
ベトナム中部にある小さな町。

1999年、旧市街は
ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
けれど、ここで少し立ち止まりたい。

ホイアンHội An)は、
王朝の都でもなければ、
政治の中心でもありません。

この町の本来の姿は、交易港でした。

16〜17世紀、
川と海の両方にひらかれた地の利を生かし、
ホイアンは国際貿易港として栄えます。

ヨーロッパ、中国、日本
さまざまな人と物がここを行き交い、
当時の西洋文献では「ファイフォ(Faifo)」とも呼ばれていました。

町に残る日本橋(来遠橋)が象徴するように、
日本人が関わった痕跡も、いまなお町の風景の中に溶け込んでいます
(細かな史実については諸説あります)。

やがて、
港としての役割は、より大きな都市ダナンĐà Nẵng)へと移っていきます。

ホイアンHội Anは、
近代化の波から少し距離を置いたまま、
時代の中心から外れていきました。

その結果___
大きく壊されることも、
作り替えられすぎることもなく、
人が暮らし続ける「生活の町」として残った。

観光地である以前に、
暮らしが先にあり、
その延長線上に歴史がある。

それこそが、
ホイアンHội Anという町の、最大の特徴です。

ホイアンの街並み

ホイアン式チキンライスとターメリック

ベトナム料理と聞くと、
ハーブたっぷり、米麺中心でヘルシー。
生春巻きも定番で。
そんなイメージを思い浮かべる方が多いかもしれません。

たしかに、その印象は間違っていません。
けれど、ひとつひとつベトナム料理を学んでいくと、
必ず出会う存在があります。

それが、ターメリック

ベトナム料理には、黄色く仕上がる料理がいくつもあります。

の下味に、ほんの少し。
ベトナムパンケーキの生地に、黄色を。
にも練り込んで、炒めものにも。
そして、もちろんベトナムカレーにも欠かせません。

黄色く、美味しそうに仕上げる。
そんな役割もターメリックにはあります。
けれど、色づけのためだけの存在ではありません。

魚や生ものに使えば、臭みを和らげ、
ほんのりとした苦味が、味に奥行きをつくる。
香りは控えめで、それでいて確かに残る。

ベトナム料理でつくられる複雑な味わいは、ハーブだけの力ではありません。
スパイスを適切に使うことで、香りと味に奥行きが生まれます。

ホイアン式チキンライスも、そんな料理のひとつ。
黄色い料理です。

ターメリックで色づいたご飯に、
丁寧に裂いた地鶏。


パクチーではない、
パクチーの斜め上をいく、
少し癖のあるベトナムハーブをミックスしてぱらり。
シャキッとしたタマネギ。
そして、ホイアンHội An)特有のチリソース。

どれかひとつが強く主張するわけではありません。
けれど、一緒に口に運ぶたび、
香りや食感、味の重なり方が少しずつ変わっていく。

一口ごとに、違う一口がやってくる。
飽きがこなくて、軽やかで、香りがいい。

ホイアン式チキンライスは、
最初から最後まで、味が「動く」ように設計された料理
_________そんなふうに感じます。

気づけば、もう一口。
もし胃袋がいくつもあったなら、
きっと自然におかわりしてしまう。

そんなチキンライスです。

料理は、食べて終わりではなく、
一緒に作ることで、また違った表情を見せてくれます。

ぜひ、レッスンで一緒に楽しみましょう。

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